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紙の保険証廃止でプラスチック製カードは継続?

紙の保険証廃止,プラスチック

2024年秋には紙の健康保険証が原則廃止になります!と河野大臣が正式に表明されました。

ということは?紙の保険証は廃止になってマイナンバーカードと一体化します。

そして私はプラスチックカードの保険証だけど?と言う方のために今後、保険証はどうなっていくのか、マイナンバーカードとの一体化でメリット?懸念材料もまとめてご紹介します。

目次

紙の保険証が2024年秋に原則廃止とは?

紙の保険証2024年秋原則廃止され、マイナンバーカード一本化になります」

紙の保険証廃止,プラスチック
出典:TBSNNEWS

河野デジタル大臣は紙の健康保険証を2024年秋に原則廃止し、今後マイナンバーカードに一本化する方針を明らかにしました。また、運転免許証についても現在、政府は2024年度末の一本化をめざしていますが、時期をさらに前倒しできないか警察庁と検討を進めていることも明らかにしました。

引用元:TBSNNEWS

以前からマイナンバーカードがさまざまなものと一緒になってすべてマイナンバーカードを持っていればことが足りるようになると言われていました。

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紙の保険証

どんなものがマイナンバーカードと一緒になるのか?そして今回、河野大臣が”紙の健康保険証”が2024年原則廃止でマイナンバーカードと一本化すると発表されたその内容を簡潔にまとめるとこちら!

  • 2024年秋:紙の保険証廃止でマイナンバーカードと一本化
  • 2024年末→前倒しの可能性あり:運転免許証もマイナンバーカードと一本化
  • その他の各種カードのマイナンバーカードへの一体化の加速
  • 電子証明書の手数料の当面の無料化など

健康保険証には紙の保険証とプラスチックの保険証があります。

河野大臣から表明されたのは「紙の保険証原則廃止」ということなので、プラスチックの保険証はどうなるのか?見ていきましょう。

紙の保険証とプラスチック保険証で新制度の違いはある?

健康保険証には「紙の健康保険証」と「プラスチックの健康保険証」がありますが、
紙の保険証は原則廃止(2024年秋予定)とはっきり言われていますが、プラスチックの保険証は除外とは言われていません(2022年10月14日時点の情報)

かなり調査しましたが、ハッキリとした政府からの説明はなく、手元にある保険証がプラスチックのカード型である人が多いため、混乱を招いているようです。

(今後ハッキリした説明があれば追記します)

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プラスチックの保険証

健康保険証の違いは国保か、社会保険加入かで紙の保険証か、プラスチックの保険証か変わります。

紙の保険証とプラスチックの保険証の違い

  • 国保加入紙の保険証→個人で市町村国保に加入している人
    ・自営業者
    ・フリーランスの方
    ・後期高齢者
    ・外国籍の方
  • 社会保険加入プラスチックの保険証
    企業に勤めていてその会社で社会保険に加入している人

自分が手にしている保険証がどちらのタイプかわかると思います。

それでは紙の保険証が廃止され(そして明言はされていませんがプラスチックの保険証も廃止対象と今後言われる可能性が高い)マイナンバーカードとの一本化されるということですが、メリットだけではなく、懸念されていることもあるので具体的に見ていきましょう。

紙の保険証廃止のメリットと懸念することは?

紙の保険証が廃止され、マイナンバーカードと一体化すると、一言でいうと「便利」!懸念することは「紛失」した時の「不便さ」が考えられます。

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具体的に見ていきましょう。

紙の保険証廃止のメリット

紙の保険証が廃止でマイナンバーカードと一体化するメリット、健康保険証や免許証など複数のカードを持つことなく、マイナンバーカード1枚持てばOKになる。と言うことですが他にもメリットがあり、まとめました。

・顔画像入りで何よりの身分証明書になる(本人確認書類になる)
・給付金の手続きがスムーズ
・各種証明書がコンビニで取得可能
・オンラインで行政手続きが可能
・マイナポータル利用時に活用(確定申告の医療費控除など)
・新型コロナワクチン接種証明書の電子交付にも利用可能
・保険証の他人利用が不可能
・偽造困難など

健康保険証として使えるだけではなく、これまで役所に行かないといけなかった手続きや証明書の取得には特に便利ですね。

そしてこれまで運転免許証を持っていないことで公的な証明書になるものが1つでOKの場合に不便さを感じていた方には身分証明書として活用できるメリットもありがたいですね。

ただ便利になる一方で懸念されていること(デメリット)もあるので見てみましょう。


紙の保険証廃止で考えられる懸念

紙の保険証が廃止されマイナンバーカートと一体化することで懸念されることのまとめはこちら!

・有効期限があるので更新手続きが必要で面倒
・セキュリティに関する不安がある(個人情報の漏洩)
・紛失すると再発行に時間がかかり面倒
・現段階でマイナンバーカードを保険証として使う場合、対応可能な病院(&薬局)かどうか確認が必要でしばらくは面倒

面倒なことも少なく内容です。ただ今後、マイナンバーカードの現段階の懸念材料もゆくゆくは改善されていくこともあるでしょう。

紙の保険証廃止、そしてのちにはプラスチックの保険証も間違いなく、マイナンバーカードと一体化されることになるでしょう。

すると、マイナンバーカードをまだ申請していない紙の保険証をお持ちの方は特に早めに申請されることをお勧めします。

まとめ

2024年秋に紙の保険証は原則廃止になると河野大臣が表明し、決まっていることはこちら!

  • 紙の保険証が原則廃止でマイナンバーカードと一体化になる(2024年秋)
  • プラスチックの保険証については明言なし

紙の保険証が廃止になることでのメリットは身分証明書が出来る、マイナンバーカード1枚で病院、運転、各種証明書の取得など1枚で便利になります。

懸念材料もある中、改善され、より便利に利用できるようになることに期待します。

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