2021年6月20日に放送された井上尚弥選手対ダスマリナス選手の対戦で井上尚弥選手が圧倒的勝利を見せましたね!
では、次に井上尚弥選手が戦うのはカシメロ選手と言われていますが、どんな選手なのでしょうか?この記事では、井上尚弥選手とカシメロ選手の戦績を見てどちらが勝利するのか予想してみました!
井上尚弥の次戦はいつ?
井上尚弥選手の次戦はいつになるのでしょうか?調査をしたところ、正式な発表はされていませんでした。
しかし、井上尚弥選手は『唯一無二のチャンピオン』を目指し、デビュー以来一貫してこだわってきています。そして現在、井上尚弥選手の目標は『バンタム級4団体統一チャンピオン』です。
ボクシングには4団体あり、それぞれの団体にチャンピオンがいてどの団体のチャンピオンも『俺が一番強い!俺が真のチャンピオンだ!』と言っています。
その為、団体の枠を越えて、真のチャンピオンを決めよう!と各団体のチャンピオン同士が戦っていて、その中のチャンピオンになることを井上尚弥選手は目指しています。
各団体の王者を見てみましょう!
- WBA王者:井上尚弥(20戦無敗/17KO)
- WBC王者:ノニト・ドネア(47戦41勝6敗/27KO)
- WBO王者:ジョンリール・カシメロ(34戦30勝4敗/21KO)
- IBF王者:井上尚弥(20戦無敗/17KO)
現在、井上尚弥選手の目標とする唯一無二のチャンピオンになる為には
- ノニト・ドネア選手
- ジョンリール・カシメロ選手
に勝利しなければいけないのです!
井上尚弥と次に対戦する可能性の高いのはカシメロ?
では、井上尚弥選手が次に対戦するであろうと言われているカシメロ選手についてみてみましょう!
次戦の対戦相手と言われるカシメロ選手とは?
- 名前:ジョンリル・カシメロ
- 生年月日:1989年2月13日
- 身長:163cm
- 階級:バンダム級
- 国籍:フィリピン
カシメロ選手は現在、WBOの王者として君臨しています。その為、井上尚弥選手が目標を達成する為にはカシメロ選手に勝たなければいけません。
カシメロ選手との試合については2021年4月25日に行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期になってしまいました。両者ともこの試合を楽しみにしていたことを明かしています。
イノウエはオレから逃げる決意を固めたようだ。
オレとはもう戦いたくないのだろう。
あいつはランナーで、陸上選手だ。
ただ逃げ回って口だけ。オレとは戦いたくない。引用:Yahoo!ニュース(2021/4/1)
このカシメロ選手の攻撃に対して、井上尚弥選手はこのように反撃しています。
待て待て。言わせとけば言いたい放題…
こんな奴から逃げる理由がない。
ただ俺には消化しなければいけない試合があるからやるだけ。いつでも倒す準備は出来てる。https://t.co/angu— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) April 1, 2021
自分から逃げていると言うカシメロ選手に対して、いつでも倒す準備はできていると反撃した井上尚弥選手。このことから
- 井上尚弥選手はカシメロ選手をいつでも倒せると宣言している
- 以前延期になってしまっていた
- 現WBO王者
- お互い試合をしたいと考えている
このことからもカシメロ選手が1番の候補と言えるでしょう!
井上尚弥の次戦の対戦相手カシメロ選手の戦績
井上尚弥の戦績
まずは、井上尚弥選手の戦績を見てみましょう!
21戦 21勝 (18KO) 無敗
井上尚弥選手は2012年からプロデビューをし、2017年からバンダム級で試合に出場しています。そんな井上尚弥選手はプロデビューから無敗と圧倒的な強さを見せています。
これまでプロの試合で負けたことがないなんて、本当にすごいですよね!井上尚弥選手は圧倒的な実力と完璧なボクシングスタイルから『日本ボクシング史上最高傑作』とも呼ばれています。
井上尚弥選手の獲得タイトルは次の通りです。
- 第36代日本ライトフライ級王座
- 第33代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座
- WBC世界ライトフライ級王座
- WBO世界スーパーフライ級王座
- WBA世界バンタム級王座
- WBA世界バンタム級スーパー王座
- IBF世界バンタム級王座
- リングマガジン世界バンタム級王座
- World Boxing Super Series優勝
では、なぜこれほど強いのでしょう?井上尚弥選手の強みはこちらです。
- 天性の素質があり、非常に謙虚
- 素直・謙虚・練習熱心
- 誰のアドバイスも取り入れる素直さがある
- いつもよりも集中するのではなく、普段通りで戦う
- 左のジャブが普通のボクサーの右ストレートぐらい強い
- 対策を非常にやりづらいすごく嫌な選手
- オーソドックスからサウスポーにスイッチすることもできる
これを見ると、井上尚弥選手の弱みがありませんね・・・。井上尚弥選手は非常にKOに対するこだわりが強く、常に相手を倒しに行く姿勢は多くのファンの心を掴んでいます。
カシメロ選手の戦績
次に、カシメロ選手の戦績を見てみましょう!
34戦30勝(21KO) 4敗(2021年6月20日時点)
カシメロ選手は2007年にプロデビューし、2008年から母国であるフライ級で試合をし、2019年からバンダム級で試合に出場しています。
34戦の試合の中で、30勝21KOとはすごいですよね!その中でも4敗したのは判定負けが多いようなので、打たれ弱いわけではないようです。
カシメロ選手の獲得タイトルは次の通りです。
- フィリピンPBFフライ級王座
- WBOアジア太平洋ライトフライ級王座
- WBO世界ライトフライ級暫定王座
- IBF世界ライトフライ級暫定王座
- IBF世界ライトフライ級王座
- IBF世界フライ級王座
- WBO世界バンタム級暫定王座
- WBO世界バンタム級王座
カシメロの強みはなんでしょうか?調査したところ、次のようなことが分かりました!
- 軽量級にしては高いKO率を誇りパンチ力の強さ
- 遠くから一気に踏み込んで右ストレートや大振りのフックを打ち込む
- 世界の名だたる相手にも早い回でKO勝ちを収めた実績がある
これを見ると、カシメロ選手はパンチ力がかなりあることが分かりました。井上尚弥選手のパンチ力もハンパないですが、カシメロ選手も侮ってはいけないようです。
井上尚弥とカシメロ勝つのはどっち?
では、井上尚弥選手とカシメロ選手どちらが勝つ可能性が高いのでしょうか?予想では、『井上尚弥選手の勝利』ではないでしょうか!
カシメロ選手の4回の敗北を調査すると、身長やリーチ差からくる距離感の違いによってポイントアウトされた敗北が多いようです、つまり、この点からは身長で2㎝、リーチで9㎝上回る井上尚弥選手の有利とみます!
次戦では、延期にならず2人の戦う姿をみたいですね!