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全日本フィギュア 2022の結果と国際大会派遣選手【まとめ】

全日本フィギュア 2022の結果と国際大会派遣選手【まとめ】

2022年12月に開催された、全日本フィギュア選手権。世界選手権や四大陸選手権の代表選考も兼ねた大会であり、その結果が注目されました。

今回は、そんな全日本フィギュア2022の結果、国際大会派遣選手を紹介しますよ。

目次

全日本フィギュア男子シングルの結果

男子シングルで1位に輝いたのは、宇野昌磨選手でした。ショートプログラム、フリースケーティングとも2位以下に大きな差をつける圧巻の成績で総得点は291.73点を記録しました。2位の島田高志郎選手が252.56点、3位の友野一希選手が250.84点だったことを見ると如何に圧巻の滑りだったかが分かりますね。

全日本フィギュアでは2016年開催大会から4連覇を果たし、オリンピックでもメダルを獲得、世界選手権での優勝も経験するなど正に日本のトップフィギュアスケーターである宇野昌磨選手。しかし、2020・2021年大会では羽生結弦選手に阻まれ2位に甘んじており、全日本優勝は2019年以来となりました。

世界選手権派遣選手

世界選手権男子シングルの代表に選定されたのは、宇野昌磨選手、友野一希選手、山本草太選手の三名となりました。

全日本選手権で総合3位となった友野一希選手は、ショートプログラム4位、フリースケーティング4位と安定した成績を残し、世界選手権代表に選ばれました。過去二度の世界選手権出場経験がありますが、いずれも他の選手の代替出場だった友野一希選手。今回初めての正代表としての世界選手権出場となりましたよ。

山本草太選手は、ショートプログラム3位、フリースケーティング7位で総合5位、同大会で自身最高の成績を残しました。グランプリファイナル2位、ISU公認シーズンベストが日本勢2位など、他大会での成績も評価され、自身初の世界選手権出場が決まりました。

四大陸選手権派遣選手

四大陸選手権男子シングルの代表に選定されたのは、島田高志郎選手、佐藤駿選手、三浦佳生選手の三名となりました。

島田高志郎選手はショートプログラム2位フリースケーティング6位で総合2位となったものの世界選手権の代表からは漏れ、四大陸選手権に回ることとなりました。島田高志郎選手の四大陸選手権の出場は今回が初めてとなりますよ。

佐藤駿選手はショートプログラム5位、フリースケーティング3位で総合4位、こちらも初の四大陸選手権出場となります。

三浦佳生選手はショートプログラム13位ながらフリースケーティングで2位に入り、総合6位。同大会時点で17歳であり、世界ジュニア選手権にも出場することが決まっています。

全日本フィギュア女子シングルの結果

女子シングルの1位に輝いたのは、坂本花織選手。ショートプログラム、フリースケーティング共に1位で貫禄の二連覇となりました。昨年の世界選手権を制した坂本花織選手、世界選手権でも二連覇が期待されます。

2位の三原舞依選手はショートプログラム、フリースケーティング共に2位、坂本花織選手とは約13点の差がつきました。全日本選手権での2位は、四大陸選手権優勝を果たした2016年シーズンの3位を上回る自己最高の成績となりましたよ。

世界選手権派遣選手

世界選手権女子シングルの代表に選定されたのは、坂本花織選手、三原舞依選手、渡辺倫果選手の三名となりました。三原舞依選手は、2016年シーズン以来、久々の世界選手権出場となります。

渡辺倫果選手はショートプログラム18位、フリースケーティング9位で総合12位と下位に沈みましたが、同シーズンのグランプリシリーズ、グランプリファイナルで素晴らしい成績を残したことが評価されて代表選出となりました。渡辺倫果選手は、四大陸選手権の代表にも選出されており、いずれの大会も初の出場となります。

四大陸選手権派遣選手

四大陸選手権女子シングルの代表に選定されたのは、渡辺倫果選手、吉田陽菜選手、千葉百音選手の三名となりました。

吉田陽菜選手はショートプログラム14位ながらフリースケーティング3位に入り、総合6位に。千葉百音選手はショートプログラム3位、フリースケーティング7位で総合5位となりました。両選手とも初の四大陸選手権出場となります。

全日本フィギュアペア・アイスダンスの結果

全日本フィギュア選手権ペア部門は、村上遥奈・森口澄士ペアが唯一の出場となりました。世界選手権と四大陸選手権には、全日本フィギュア選手権をアクシデントで欠場した三浦璃来・木原龍一ペアが出場します。

全日本フィギュア選手権アイスダンス部門では、村元哉中・高橋大輔ペアがペアとして初優勝、世界選手権にも出場します。四大陸選手権には、村元・高橋ペアの他、前年まで全日本選手権四連覇を果たしていた小松原美里・小松原尊(ティムコレト)ペアが出場します。

世界ジュニア選手権派遣選手

世界ジュニア選手権の男子シングルの代表に選定されたのは吉岡希選手、三浦佳生選手。世界ジュニア選手権女子シングルの代表に選定されたのは、島田麻央選手、中井亜美選手となりました。島田麻央選手は、全日本選手権でショートプログラム4位、フリースケーティング5位の総合3位という成績を残していますよ。

世界ジュニア選手権ペア部門の代表に選定されたのは、村上遥奈・森口澄士ペア。世界ジュニア選手権アイスダンス部門の代表に選定されたのは來田奈央・森田真沙也ペアとなっています。

最後に

今回は、全日本フィギュアの結果や国際大会派遣選手について紹介しました。国際大会に出場する選手には、日本の代表として好成績を残して欲しいですね!

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