2023年7月より全国で公開されたジブリの最新映画「君たちはどう生きるか」は、公開前に何にも予告映像や君たちはどう生きるか あらすじなどが語られないまま公開の日を迎え、大きな影響を与えました。君たちはどう生きるか あらすじや予告もないままの公開にもかかわらず、現在興行収入は40億円を突破しており、ジブリの最新作ということもあってか多くのファンが見に行っているようです。またこの映画はジブリの生みの親でもある宮崎駿監督の最後の作品ともいわれており、そのことも注目されているポイントの一つとも思えます。今回はそんな「君たちはどう生きるかの」評判についてまとめてみました。
1回見ただけでは理解することが難しい
君たちはどう生きるか あらすじや予告などが一切ない中での公開で、なおかつストーリー自体も理解するのに少々難しい内容なようで、1回だけではストーリーを理解することは困難な映画であるという評価が最も多かったように思えます。
映画を見た人の感想の中でよく出ていたのは「夢の世界にいるような映画だった」「夢を見ている気分にさせる映画だった」などの感想が見られるのも、この映画が難解だったことがよく分ります。
ストーリーの展開が早い
映画の感想では、ストーリーの展開の早さも多く取り上げられていました。基本的に映画は予告映像やあらすじになどが発表され、見に行く人は多少の予備知識をつけて映画を見に行く人が多いため、多少ストーリーの展開が早くてもついていくことができますが、君たちはどう生きるか あらすじなどが全く分からないので、実際に見に行って予備知識なしでストーリーを把握しなければならなく、その上ストーリーの展開が早いとなると視聴者は付いていくことができなくなります。映画の感想でも「なんでなんでと思っていたら、映画が終わっていた」などの感想がよく見られていました。
音楽性、映像美に関しては文句なしの傑作
ジブリ映画の特徴でもある、劇中に流れる音楽や、映像の美しさはこの「君たちはどう生きるか」においても遺憾なく発揮されているようです。
はやり、その音楽性、映像美に関しては好評の声が非常に多く上がっており、「ストーリーは理解できなくてもこの音楽性、映像美を体験できること自体に見に行った価値があった」などの感想もありました。
多くのジブリファンが期待していたところでもあると思われる音楽、映像に関しては君たちはどう生きるか あらすじなど予告が一切なかっただけに大きなインパクトを残せているようで、予告なしのいいところとして挙げられていました。
ジブリファンには分かるオマージュが散りばめられている
映像のほうで多く評価されていたのは、これまでのジブリ作品のオマージュが散りばめられていて、ジブリファンにはうれしい映画となっているということでした。
これまでに様々なジブリ作品が放映されてきて、そのたびに日本のみならず世界にも注目されてきたジブリ作品ですが、その集大成ともいわれる「君たちはどう生きるか」にこれまでのジブリのオマージュが入っていることは、最後の作品ともいわれる理由に納得がいきますね。
まとめ
今回は7月より公開された「君たちはどう生きるか」についての評価についてまとめていきました。君たちはどう生きるか あらすじや予告などが一切わからない状態での公開に関して賛否両論ある作品とはなっていますが、ジブリ作品としての完成度はとても高く、音楽や映像美に関しては文句なしの作品という評価もあるので、まだ見ていない人で気になった方はぜひ見に行ってみてください。またストーリーは難解で1回だけでは理解ができないという評価がありますが、何回も見て自分なりにストーリーを解釈するのもこの映画も楽しみ方に含まれているのではないでしょうか。