皆さんは、日本で最も人気のあるスポーツは何かご存じですか？サッカーやラグビーなど、様々なスポーツがプレーされている中で、実は堂々一番人気なのが野球です！
日本プロ野球では年間を通して試合が開催され、その年のリーグ結果や優勝チームは常に大きな話題となりますね。また、今年開催されたWBCでの侍ジャパンの活躍は日本中を大きく沸かせたと同時に、世界に向けて日本野球のレベルの高さを知らしめることにもなりました。
では、他国と比べてなぜこれほどまでに日本人は野球に夢中になるのでしょうか？今回の記事ではその理由をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
理由その① 他にはないファン体験
日本にはセントラル・リーグ（セ・リーグ）とパシフィック・リーグ（パ・リーグ）と呼ばれるNPB（日本野球機構）が統括するリーグが存在します。これらは日本では通常プロ野球と呼ばれており、メジャーリーグに次ぐ世界第2位のリーグとも言われています。
現在両リーグにはそれぞれ6球団、計12球団が在籍し、プロ野球ファンは自分の地元球団やお気に入りの球団を応援して楽しむことが出来ます。実際の試合では、他のファンと一体になって選手に声援を送ることでより臨場感を感じることもでき、ファン同士のコミュニティや交流も盛んに行われています。
また、試合以外にも各球団グッズの販売や交流会といったファンサービスも多く、こうした他にはないファン体験ができることが日本で野球人気が高い理由の一つと言えるでしょう。
理由その② メジャーレベルの質の高い選手たち
WBC2023での日本代表チームの活躍から分かる通り、日本プロ野球界にはメジャーリーグレベルの質の高い選手が揃っています。既にメジャーで活躍している選手から、これからメジャー進出が期待される選手など、注目の選手が多く在籍しており、その中でもぜひ覚えておきたい日本人選手をご紹介します！
大谷翔平（ロサンゼルス・エンゼルス）
言わずと知れた、今日本で最も有名な野球選手です。現在は日本プロ野球を離れてメジャーリーグで活躍しており、WBCでは日本代表のエースとしてMVPを受賞するなど大活躍を見せました。投手と打者を兼任する「二刀流」としても有名で、今後の活躍に大注目です！
村上宗隆（東京ヤクルトスワローズ）
現在のNPB最高選手として知られる村上宗隆は、若干23歳にしてNPBにおけるアジア人打者・左打者としてのシーズン最多本塁打記録保持者であり、数々の最年少記録を塗り替えてきました。WBC序盤では不調とも報道されましたがその後調子を取り戻し、日本代表の優勝に貢献しました。まだ20代前半ということもあり、今後の活躍、そしてメジャーへの挑戦が期待される選手です。
牧秀悟（横浜DeNAベイスターズ）
NPB打者であり、プロ野球入りわずか2年で推定年俸1億2000万円を受け取ることとなった今注目の選手です。村上宗隆と共に内野手としてWBCの日本代表メンバーにも選出されました。今後の日本プロ野球界をけん引する選手となることを期待したいですね！
佐々木朗希（千葉ロッテマリーンズ）
若手投手でありながらも「令和の怪物」と呼ばれ、2022年には日本プロ野球史上最年少の完全試合達成者となりました。陸前高田市高田町出身で東日本大震災の被災者でもあり、WBC2023では3月11日の1次ラウンド対チェコ戦で先発のマウンドを託されました。WBCでは多数のメジャー球団関係者が佐々木を見に球場へ足を運んでおり、大谷翔平に次いでメジャーへの挑戦が期待されています。
理由その③ 日本人好みのディフェンス重視プレー
北米やメジャーではパワーが強調されるプレースタイルが主流ですが、日本の野球は冷静な試合運びが特徴とされています。塁にとどまったり、投球を遅らせたりする戦術的なプレーが多く、よりディフェンスが重視されています。
パワーだけではなく、試合の状況をみて策を講じるプレースタイルが日本人の性格に合い、野球を観戦する楽しさにつながっていることが日本での野球人気の理由ともいえるでしょう。
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