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ロシアはウクライナの何に怒っている?どんな事があったのか歴史から分かりやすく解説!

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最近のニュースではロシアとウクライナの情勢が報道されていますよね。

そして、2022年2月25日現在ではロシア軍がウクライナへ侵攻し24時間以内に33カ所の民間施設を攻撃した事が報道されました。では、なぜこんな事が起きてしまっているのでしょうか?

ロシアはなぜウクライナを攻撃しているのでしょうか?この記事ではロシアはウクライナの何に怒って攻撃しているのかを分かりやすく解説します。

目次

ロシアはウクライナの何に怒っている?

出典元:DIAMOND online

ではロシアはウクライナの何に怒っているのでしょうか?

簡単にまとめると、ロシアはウクライナを自分の国のように思っている中で、ウクライナがロシアの思うようにならないことで苛立っているということになります。

ではなぜロシアはウクライナを自分の国のように思っているのでしょうか?

【歴史】ロシアにとってウクライナってなに?

まず、時系列でロシアとウクライナの歴史と関係を見てみます。

  • 1918年 ロシア革命後にウクライナ人はウクライナ人民共和国の独立を宣言
  • 1922年 ウクライナはロシアの赤軍に破れウクライナ・ソビエト社会主義共和国という傀儡政権としてソ連に取り込まれる
  • 1920年代から1940年代 ロシアの共産党は、ウクライナの重工業化・集団農場化・共産化を行った。その結果ウクライナ的な生活様式と多くの文化財が崩壊
  • 1932年から1933年 ホロドモールと呼ばれる人工的な大飢饉が起こった
  • 1920年代 ウクライナ人が多数派であった地域のスタヴロポリ地方、クラスノダール地方、スタロドゥーブなどをロシアに併合
  • 1954年 ロシア人が多数派であったクリミアをウクライナに譲った
  • 1991年 ソ連が崩壊
  • 1991年8月24日 ウクライナはソ連から独立を宣言
  • 1991年12月5日 ロシアはウクライナの独立を承認

1910年代からウクライナとロシアには深い関係があり、1990年代でソ連が崩壊したことでウクライナはソ連から独立をし、ロシアはそれを承認していたことが分かりますね。

ですが、ロシアはウクライナの独立を承認していないと主張しているようです。また、2021年にプーチン大統領はウクライナについてこのように述べています。

「ロシア人とウクライナ人の歴史的な一体性について」と題する論文で「我々は一体」と強調しました。

引用:あさがくナビ

つまり、現段階でロシアにとってのウクライナは自国・同志と考えていることが分かります。

ウクライナはロシアを怒らせるような事をした?

出典元:NHK

ウクライナはロシアを怒らせるようなことはしていないと言われています。では、両国の間で何があったのでしょうか?

ウクライナとロシアの間には何があった?

まず、先述の歴史を見ていくとウクライナは元々ソ連の一部だったことが分かりますよね。そこから、ソ連が崩壊したあとウクライナは独立をします。

この時、ウクライナの人口はロシア人と欧州人の2つの人種が住んでいました。そして独立をしたことで国の大統領を決める大統領選が行われます。選挙の結果、欧州派が勝利しこれからは欧州と同盟を結んでいく事を宣言します。

その後、ウクライナは自国を守る為に欧州と軍事同盟(NATO)を結ぶことを考えます。そこでロシアは自国と敵対している欧州と同盟を結ぶとは何事だ!と怒っているようです。

確かに、ウクライナはロシアの隣国で自分の敵と同盟を結んでいる国が隣にいると考えると恐ろしいですよね。ですが、国際ルール上ウクライナはロシアから独立をしているので、どこの国と同盟を結ぶかは自由に決めることが出来ます。

その為、ウクライナはなにも悪い事をしていないということになります。

まとめ

ウクライナとロシアの間には歴史的な深い関係がある中で、歴史的な同盟や条約・他国との関係も加わり現在のような状態になってしまったようです。

少しでも早くウクライナとロシアの問題が解決し、世界に平和が戻ることを願います。

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